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お客様の声
Arcusの弓をメインに使用して下さる音楽家が増えています。ここではご参考までに、お客様からいただいた推薦の言葉を紹介します。
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.東京でのNHK交響楽団との共演。Cadenzaを使用。
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「すばらしい!」
クリスチャン・テツラフ
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仲間が毎日リハーサルにもコンサートにもArcusを使っていて、こんなすばらしい弓があることを知りました。この前のCD録音には全員Arcusを使いました。この弓は音質、強弱のバリエーション、透明感が卓越しているうえ、軽くて強いから疲れないのです。おかげで効率が上がり、集中できる時間も長くなりました。Arcusを使用したときのアーティキュレーションや機敏性はアンサンブルをするうえで大きな役割を果たしています。
アレクサンダー弦楽四重奏団(ASQ)
TASQの公式ホームページ:
www.asq4.com
ASQのCD注文サイト:
www.foghornclassics.com
数週間前にヴァイオリン用のCadenzaを購入したのですが、Arcusのすばらしさをぜひともお伝えしたくなりました。フランスやイギリスのいい弓をたくさん持っていますが(シモン2本、D. ペカット、アンリ、トマソン、バザンほか多数)、演奏性能と音質でArcusに勝る弓はありませんでした。デリケートで軽やかな曲も重厚で力強い曲も、無理なく精妙に楽に弾くことができる弓はArcusをおいて他にはないと思います。音質も素晴らしく、これ以上望むことはありません。私の三人の生徒もArcusを使っていますが、3人とも大きな成果が出ています。
この優れた弓を世に出して下さったことに本当に感謝しています。
リカルド・シンシネイツ
アメリカ、ワシントン・ナショナル交響楽団、副コンサートマスター
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Cadenzaを使うと力強く弾いても繊細さと正確さが失われないのは本当に驚きです。取り扱いは非常に簡単で、手にしっくり馴染みます。
この弓で弾くと、音量があってまろやかなうえに、澄みきった通りのよい音がでます。イザベル・ファウスト
ストラディバリが1704年に製作した「Sleeping Beauty」と、ピーター・グレイナーが2001年に製作した「Del Gesu」を愛用。
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カーボンファイバーの弓に不信感を持っていた原因は、単に私が保守的であったのと、前に試したカーボンの弓がお世辞にもいいといえるようなものではなかったためです。でも、Arcusを弾いて1分もたたないうちに考えが変わりました。Arcusは、新しい素材で昔のもののコピーを作るのではなく、全く新しい考えに基づいたものなのですね。軽くなるように設計されているから、速くて軽いストロークのときに弾き易いし、スティックが中空になっているので、響きの強い音がでる。強靭な素材だから、スティックはヴァイオリン並みに長く横方向の安定性もいい。私が一番気に入っているのは音の通りがいいことです。Arcusの会社の人は、軽さに慣れるために1週間は普通の重い弓を弾かないようにと言うのですが、私が気にするのは軽さではなくバランス。それは木の弓でも同じです。だから交互に使っても平気なのですが、今はやっぱりArcusで弾いています。
レオニード・ゴロコフ
チェロ奏者、英国王立音楽大学教授、メニューイン・スクール教師
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今までの弓のなかで最高です。
ピーター・バーバー
ビオラ奏者、ニュージーランド交響楽団、ネヴィン弦楽四重奏団
ホームページ
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Arcusの噂を初めて聞いたときは半信半疑でした。他社のカーボン製の弓を試してとてもがっかりした経験があったからです。それに、以前は重い弓が好みだったので、Arcusの弓は軽すぎるという印象を持っていました。でも、好奇心から試してみたところ、十数分後には欲しくなっていました。私の一番のお気に入りは、どういうわけかシリーズのうちで最も軽いSinfoniaです。
この新しい弓でヴァイオリンを弾くと、倍音がもっと力強く豊かに響き、どの音も今までよりはっきりとして芯があります。高音域や重音もかなりよくなりました。弓が弦に対して安定するので、とても楽にリラックスして弾けるようになりました。三重音もうまくいきますし、ピアニッシモのところで起こりがちな「弓ビブラート」がほとんどなくなりました。スピッカートについては慣れるのに少し時間がかかりましたが、今では前よりいろいろな奏法ができるようになりました。Arcusで弾いている時は本当に幸せです。
感謝しています。
Arcusで弾いている時は本当に幸せです。
感謝しています。マルタ・クレティニッチ
ヴァイオリン奏者、デュオ・アパッショナータ
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今日Arcus弓が届き、早速弾きこの弓の素晴らしさに感謝しております。
とても演奏しやすく、明確なサウンドを生み出してくれます。私はArcusのような軽い弓で演奏することに不安を持っておりましたが、まったく杞憂に終わりました。むしろ音色はより良くなり、クリーンで音の到達力が増しました。
フレーデリック モイサン
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Arcusのビオラ用Concertoを最近購入して深い感銘を受けたことをお伝えしたいと思います。Arcusのホームページに書いてあった通りの性能でした。この弓の演奏性能は本当に素晴らしく、軽さに加え強度と弾力性を合わせもつため、これまでフランスの最高級のオールドでなければ味わうことのできなかった心地よい演奏ができます。この弓は、木製の弓ではこうはいかないと思うくらい楽に弾くことができ、倍音を伴うとても豊かな音を奏でます。重心の位置が少し異なるため、特にアクセントやアーティキュレーションを重心の上で効かせたいときなど、最初は少し戸惑いましたが、弓の持ち方やテクニックのわずかな調整でそれも解決できました。
リチャード・ウォレス
ビオラ奏者、ロイヤル・リバプール・フィルハーモニック管弦楽団
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Arcusは澄みきった音が出るし、その演奏性能には限りがありません。Arcusで弾くと聴衆は熱狂的に引き込まれるようです。
チェロ奏者、ソリスト、ベルン音楽大学教授(スイス)、モーツァルトピアノ四重奏団
www.peterhoerr.com
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ニューヨーク市にある貴社の販売店デビッド・ゲージでコントラバス用Concertoを最近購入しました。その感想をお伝えしたいと思います。
私は1900年代の前期から中期にミッテンヴァルトで製作されたスチューデントモデルコントラバスを持っておりまして、オーケストラで演奏しているのですが、このコントラバスがどうも力強さに欠けるのです。そこで、昨年の秋に木製弓からジャン・グランバーガーのCarbowにかえるとかなり良くなりました。今年の1月に、パワーのあるトーマス・マーチンの5弦のコントラバスを受け取りにイギリスに行きました。これはオーケストラ用コントラバスとしては最適です。木製弓に比べてCarbowがかなりよかったので、貴社のSinfoniaとConcertoを試すことにしました。ジュディー・フェンに聞くと、デビッド・ゲージのところにArcusのコントラバス用弓を何本か送ったと言っていたので、デビッド・ゲージに電話して試奏させてもらいました。
Concertoが私のコントラバスと非常に相性が良かったので購入を決めました。これまで使用したどの弓よりも、少しの力で力強い音を簡単に出すことができます。週1回レッスンに通っていますが、弓を替えたことを先生に言わずに弾いてみると、「君のコントラバスも音がよく鳴るようになってきたじゃないか。」と言われました。Concertoに替えただけだったのですが。音質については、低音弦はさらに深い音で、また高音のG弦は混じり気がなくぼやけた感じが少ないと思います。他社の弓とは鳴り方が異なるためConcertoと木製弓を交互に使うと混乱してしまうので、木製の弓は両方とも売りに出しています。先日、非常に安価なグラスファイバーの弓を購入して、Concertoを毛替えに出している2~3日の間はこれを使おうと思っています。スピッカートの練習をもう少ししないといけませんが、これまでの感触ではうまくいきそうです。速度、圧力、弦からどれくらい跳ばすか、弓元はどこまで使うかなど、調整することもありますが、それは弓をかえる際には避けられないことだと思っています。
スティーブ・ライト
ワイン醸造業、ペンシルバニア州バルト
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(最初に持ったときは)軽くて弦に吸い付かないかなと思った。とにかく
これなら長時間さらっても疲れません。 ARCUSは「かなり」いい!
オケで弾いているときの“PP”などは、他のどの弓よりもコントロ-ルが
容易です。 本当にお世辞抜きで気に入っています。
矢部 達哉
東京都交響楽団
ソロ・コンサートマスター
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私はファゴット奏者ですが、アンドリュー・ビクター氏の弓に関する記事を偶然目にし、Arcusのコメントに非常に興味を引かれたので、妻にArcusのヴァイオリン用Concertoを試すよう説得しました(妻はヴァイオリンとビオラの奏者で教師でもあり、以前はタブスを使っていました)。今では、妻はArcusをとても気に入っています。それで、4人の子供にもConcertoを購入しました(正確には、息子のビオラ用弓を注文しているところなので2週間後に揃います。長女はジュリアードの修士課程でビオラを専攻しています)。子供たちのケースには他の弓も入っていますが、全員いつもArcusで弾いています。
ジム・フェローズ
手ごろな値段のもので、今まで試したうちではArcusが一番いいですね。高価なフェルナンブーコの弓(2,000~10,000 USドル)を試したりしていますが、満足のいくものがなく、ArcusのSonataが一番です。ICSの掲示板で「音が小さい」という批判を目にしたことがありますが、私は、小さいのはひっかき音やノイズの方だと思います。
ホセ・ガリ
チェロ奏者、スペイン
前澤 均
第一ヴァイオリン奏者、NHK交響楽団
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良い弓とは、奏者が演奏を自在にコントロールできる弓であると言うこともできますが、Arcusはまさにそのような弓です。さらに、Arcusでは従来の木製弓にはない、全く新しい音がします。「理想的な音はただひとつしかない」というのはもちろん幻想に過ぎず、素材が違えば美しい音も千差万別です。でも、あえて言うなら、Arcusはオリジナルのトルテのような音がします。値段も手頃なArcusの良さを奏者の皆さんに味わっていただきたいですね。名前や価格に惑わされることがなくなってほしいものです。
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Concerto
S.E.は、今まで弾いたうちで最高の弓です。それまで使っていたCoda Classicは用済みになってしまいました。澄んだやわらかい音色は本当に素晴らしい。宣伝されているとおり、ノイズや不必要な高調波をカットしてくれます。現在は、鳥目杢の楓でできたかなり古いマルクス・スタイナーのヴァイオリンにオイドクサを張って弾いています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ビンク・ウィリアムズ
ヴァイオリン奏者、アメリカ
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とても使いやすく、特に弱音がきれいです。 弦楽四重奏の
コンサートもソロもARCUSで弾きました。 その後二本目に
カデンツァを購入しましたが、音はさらに純粋ですね。
木村 恵子
新日本フィルハーモニー 副首席ヴィオラ奏者
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いろいろ試してみて、ビオラ用の弓ではSonataよりConcertoの方がなめらかな音であるのが分かりました。これはConcertoのスティックの方が若干ソフトであることと関係があるかも知れませんね。このことは、音の抑揚にも影響していると思います。Sonataは手によくフィットするところが特に気に入っており、弓の物理的な限界を感じさせずに楽器の能力をフルに開花させてくれます。
SonataもConcertoもバランスがよく、木製の弓より軽いため、演奏が容易で右手の負担がないのはこれまでにない体験です。Arcusが右手と一体となってくれるため、手に異物感を感じることが全くありません。
しばらくはSonataを使うつもりですが、いずれはConcertoも手に入れようと考えています。
マルクス・プロッツェ
ヴァイオリン奏者、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー・ロイトリンゲン
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Arcusと良質のノイドルファーのオールドとを交互に使用し始めて6ヵ月になります。Arcusは軽いしこれまでにない素材で作られているので、自分の木製弓ほどの音が出るはずはないと初めは思っていました。しかし、さまざまな環境下で演奏すると、Arcusの方が透明感と音量があり、非常に柔らかく温かみのある音が出るばかりか、少しの力で演奏できることが分かりました。
まだ木製の弓も使用していますが、Arcusで演奏することが多くなってきています。Arcusを知る前は、新しい素材が数世紀におよぶ木製弓の伝統を打ち破ることは不可能であると考えていましたが、Concertoを弾くようになってから、それは可能だということがわかりました。
クリストフ・ゲーベル
第一チェロ・指揮者、ヘキスト室内合奏団
ローラ・ジェンキンス
チェロ奏者、オハイオ州コロンバス
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まず強調しておきたいのは、この弓で弾いていると本当に楽しいということです。演奏が楽しくて仕方ありません。私の先生も試してみて、その音質と演奏性能にとても驚いていました。また、バランス、弾力性、コントロールも素晴らしいと言っていました。普段、4,500
USドルの重い弓で弾いている先生が感心するのだからすごいことです。
Arcusは信じられないほど楽に演奏できます。とても扱い易くてレスポンスも最高。カーボンファイバー製の弓をいろいろみてきましたが、試したうちでは間違いなくこれが一番です。
それに、Arcusの弓がよく鳴ると、居合わせた人すべてが口を揃えて言います。
弦楽器店の弓担当者がカーボンファイバーについて、「考えてみれば、カーボンのラケットだって、木と同じ性能のものを作るのではなく最高のラケットを作ろうとしている。何でもそうなのに、弓だけは違っていた。それもおかしなことだよね。」と言っていました。まさしく、そういうことだと思います。
毎日この弓で弾くのが楽しいです。
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Arcusは剛性と軽さを持ち合わせているので、非常にコントロールし易くなっています。たとえば、スピッカートからレガートに移るときも瞬時になめらかにできます。Concertoは、特にブラシストロークなどのスピッカートをしくじりそうになった時でも、どの弓よりもきれいに弾けます。弦に荒っぽく当たっても、きれいな音で跳ねる弓使いができ、立て直すことができます。おそらく、軽いことや重心がわずかにフロッグよりにあることがその原因だと思います。それに硬さもうまく絡んでいるのでしょう。このようなことが重なって、とてもコントロールし易いです。ツボにはまると、少しの動きでスピッカートがまるでモールス信号みたいに刻めます。(モーツァルトに出てくるような)ブラシストロークは、弓の助けで余裕が生まれるために失敗する心配なく、楽しくできます。リコシェ(サルタンド)で弾く時は、ほかの弓とは感触が全く違います。スティックが硬く弓先が軽いことにより、手からの距離に関係なく速い動きが可能になるほか、弾き始める前の弦から弓までの高さや弓の勢いのわずかな違いも演奏に表れます。
この弓で一番気に入っているのは、澄んだ音色を保ちながら音量を急激に消え入るように小さくするなど、強弱のコントラストを簡単に出すことができる点です。特に、モーツアルトなどの古典派を演奏する時や、徐々に小さくなっていく音やフレーズを弾く時の弓の感触や弓先の感覚はとてもいいですね。ただ、弓先にかけて軽くなっているため、弓の重みだけで、弓先の強いアーティキュレーションをつけようとしてもうまくいきません。ひとつ、強く感じたことは、長い間演奏していないような曲(たとえばメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲ホ短調)を弾くと、何かインチキでもしているような気がしたことです。従来の材質の弓で弾いていたときより、格段に簡単に弾けるようになりました。
ヒル(tortoise/金、8,500ドル)を頂点に、ラミー、トマソン、ロッテ、モニック・プーロ、ユージン・サルトリー、モーガン・アンダーソンと、最近までさまざまなチェロ用弓を弾いてきました。ほかに、チェロ用Spiccatoも硬さが異なるタイプを2本試しました。木製弓の中ではアンダーソンが一番好きですが、それでも10点満点ではありません。価格差を考えるとCodaを選ぶと思いますが、それを考えなければ、Arcusがどんなに高価であったとしてもArcus以外の弓はありえません。
アンドリュー・ビクター
ヴァイオリン、ビオラ、チェロ奏者、カリフォルニア
私のもっているArcusのConcerto S.E.は実に素晴らしい。どのコンサートにもこれを使っています。ほかの弓と比べると、ビオラの音の通りがはるかによくなり、音質も完璧です。そのうえ、とても楽に弾けます。
仲間はまだ半信半疑で、私がそのうち高価なオールドの木製弓に戻ると思っているようです。でも、そちらの弓はケースにしまったままなので、その弓にある美しい彫刻がまるで嫉妬しているように思えることがあります。
カロリン・クリーグバウム
ビオラ奏者、ドイツ
Arcusで弾くようになってから約1年になりますが、心から満足しています。チェロの修理がうまくいったこともあり、自分の演奏が格段によくなったように感じます。
これも貴社の素晴らしい製品のおかげと感謝しています。これからもがんばってください。
マーチン・チェンバレン
チェロ奏者、カナダ
カーボンファイバー製の弓をいろいろ試してみましたので、関係者や興味のある方にお知らせしたいと思い、筆をとりました。
テストには、所持していたCoda、Righetti、Arcusの5本のカーボンファイバー弓と、前に1,000ユーロで購入した良質のDöllingを参考のために使用しました。
まず、Coda(Classicモデル)が脱落しました。信じられないほど出来栄えが悪く、外観も手触りも未加工のスティックのようでした(ただ、テストの終わりに演奏してみたところ、それほど悪い音ではありませんでした)。これでRighetti(Sartoryモデル)とArcus(Sinfonia八角型2本と丸型1本)が残りました。
Righettiは美的感覚を満足させる弓です。Sartoryモデルのスティックには卓越した素材のよさが現れています。無駄のない細身に、繊維が浮き出てかすかに虹色に輝いています。木とどこか通じる暖かみを感じさせる外見です。グリップの感触もいい。手によく馴染み、バランスも完璧です。音に関しても良い印象を受けました。扱いが容易で、非常に均一でまろやかな音を出すことができます。楽にというわけではありませんが(カーボンファイバー製でも木製弓と同じ重量のため)、弓を跳ばすこともできます。求められたことを優雅にこなしてくれる、親しみやすく快適な弓です。
しかし、Döllingと直接比較してみると見方が変わりました。カーボンと木では格が違うということも、Döllingの方が少し安いことを考えると通用しません。SartoryモデルにはDöllingほどの音の輝きがなく、こもった音で、音色もDöllingほどバラエティーがありません。スピッカートに関しては、Döllingは弦に対してよく安定しているのに対し、Sartoryモデルは前に跳んだり後に跳んだり、かなり気まぐれなうえ、音もかすれ気味です。
結論は、RighettiのSartoryモデルは非常に良い弓ではありますが、1,000ユーロのDöllingほどではありません。壊れることはないかもしれませんが、「お買得」とはいえないでしょう。
結論は、RighettiのSartoryモデルは非常に良い弓ではありますが、1,000ユーロのDöllingほどではありません。壊れることはないかもしれませんが、「お買得」とはいえないでしょう。
Arcusはミュージックメッセ2000で体験して、普通の弓と同じに扱えるものではないことを知っていました。コンセプトが違うので、奏者の適応力が必要です。
でも、すぐに前のより改善されているのがわかりました。ミュージックメッセでショックを感じたときとは違い、ずっと早く弓を的確にコントロールできます。最初の音を弾いた途端に、宣伝が本当であることがわかりました。確かに豊かな音量と芳醇な音色をもっています。誰でも聴いた瞬間に、これが最高に力強い音を出す弓であることがわかります。どんなに力をこめて弾いてもそれに応えてくれます。弓が軽いため、どんな弾き方でも驚くほど簡単に楽に弾けます。この新技術を用いた弓に惚れ込んだ理由は、これには全く新しい可能性があるからです。デタッシェからスピッカートへの変化がこれほどスムーズにできたことはありませんでした。これでついに、モダンボウでバロック音楽を演奏することができるのです。モーツァルトやバッハなどの楽曲をすべて、普通のヴァイオリンとモダンボウで演奏することが可能になったのです。私はこれまで、そんな時にはバロックボウに替えていました。
ArcusとDöllingを比べると、最初は演奏性能がほぼ同じに思えました。両者共、雑音の少ない澄んだスピッカートができ、まろやかで豊かな音がでます。しかし、フォルテで速く弓を動かすときは、明らかにArcusの方が優れています。Arcusは弦を勢いよく大きく鳴らすことができます。また、軽く、荷重に良く耐え、レスポンスが実に早い。このため、自分のヴァイオリンの可能性をさらに引き出すことができました。どんなに力をかけて弾いても大丈夫なのには感心しました。数時間弾くと、輝きと豊かさがますます出てきました。デタッシェもスピッカートも申し分ない音で鳴らすことができ、弓の返しがこんなに速くできるなんて、ヴァイオリンの演奏テクニックとして全く新しい体験です。
Döllingに持ち替えてみると、それなりに良い弓ですが、Arcusほどの輝きがない。もちろん、Döllingの方が重いため、弓の重みで鳴らしたい時はこちらの方が良いです。でも、軽い弓で弾く時の機敏さは何ともいえません。Arcusの方がもっと力強い音が出るし、小さい音も申し分ありません。確かに、弾き方には少し慣れる必要があります。
結論は、Arcusはヴァイオリンに新しい可能性を拓く素晴らしい弓であるということです。この弓を完璧に使いこなせるようになれば、そのすばらしさはすぐにわかるでしょう。明らかに、Döllingのよい好敵手といえます。それもつまらない複製品ではなく本物の完成品です。
最後になりますが、カーボンファイバー製の弓の未来と可能性は、木製弓をコピーすることにあるのではなく、カーボンという素材の持つ可能性を引き出すことにあると私は信じています。この軽さを知ったらもう手放せません。Arcusの理念は全く正しいと思います。Arcusがもっている可能性こそが、道を切り拓くのです。この弓を使って新しい技法を確立するには、新たなパガニーニの出現を待たなくてはならないかもしれません。私には、カーボンファイバーという非常に強い素材で木の弓と同じ重さの弓を作ることは不合理に思えます。強さを承知の上で、重い弓に慣れているからというだけで重く作るなんて考えられないことです。新しい技術が不可能を可能にし、新たな表現を生み出します。Arcusの理念は、これを体現するものです。
マティアス・ツェラー
ヴァイオリン奏者、作曲家、ライプチヒ www.matthiaszeller.de
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